私の苦い思い出

こんにちは皆さん、シニアメイクセラピー協会 理事長の青木倫子です。皆さんにお知らせしたいことがあるのですが、まずは私の体験談を聞いて下さい。

私の家のお隣には元気な高齢のご夫婦が暮らしていらっしゃいました。しかし、いつしかお婆さんに認知症の症状が出始め、お婆さんだけが施設に入ってしまいました。残されたお爺さんの所には、週2回ホームヘルパーの方が来て下さるようになりましたが、ご近所とはうまくコミュニケーションが取れず孤立した状態でした。

そんなある日、お爺さんの家の庭先に警察官とホームヘルパーらしき方が立っていました。気になって事情を聞いてみると、何日もお爺さんと連絡が取れず不審に思ったホームヘルパーの方が警察に連絡したとこの事でした。確かに言われてみれば、新聞も郵便受けに何冊も詰まっている状態でした。

通報を受けたレスキュー隊が窓枠を外してお爺さんの家に進入したところ、お爺さんは危篤状態で倒れており危機一髪だったそうです。

家々が建ち並び隣接しているこの都会で…
私の家からお爺さんの家まで数メートルしか離れていないのに…
こんな事が起こるなんて!!

「もっと早く気づいてあげたかった・・・」

何もできなかった自分に、とても悔しい思いをしました。苦い思い出です。

高齢者が安心して暮らせる名古屋市を目指して

日本はいよいよ本格的な高齢化社会を迎えようとしています。推計によると、2050年には日本は2.5人に1人が65歳以上になると言われています。最近では、在宅介護をめぐるトラブルや独居老人の孤独死などのニュースも頻繁に取り沙汰されるようになりました。(前述したように、私自身、身を持って実感しています。)

そこで、当協会では高齢化社会が抱える問題解決のお役に立ちたいとの思いから、「在宅介護をしていらっしゃるご家庭」や「独居暮らしの高齢者の方」の為の「在宅訪問ボランティア事業」を始動させました。また、名古屋市社会福祉協議会もこの活動にご賛同くださり、名古屋市の地域福祉リーディングモデル事業として助成金を頂けることになりました。

当協会は社会福祉協議会との連携を図りながら地域で高齢者を見守るパイプ役になっていきたいと思っています。高齢者が安心して暮らせる名古屋市を目指していきます。

在宅訪問ボランティアサービスをご希望される方へ

名古屋市内にてボランティアサービス希望される個人宅様を随時募集しております。まずはお試しからでも結構ですので、一度お声かけ頂ければ幸いです。
※シニアメイクセラピーに関する詳細をお知りになりたい方はこちらをご覧下さい。

お申込み及びお問合せ電話番号:090-6466-3636  担当/青木