名東区のフリーペーパー「咲楽(さくら)」の2012年1月号にて当協会をご紹介いただきました。

下記に記事全文を掲載いたしました。ぜひ、ご一読下さい。

幸せと笑顔の花を咲かせるメイクボランティア。

 「わぁ嬉しい!きれいになった。ありがとう」この声を聞くことが一番嬉しいと語るのは、シニアメイクセラピー協会の代表を務める青木倫子さん。名東区を中心に月2回、老人福祉施設を訪問し、利用者にメイクボランティアを行っています。今年で5年目を迎え、メンバーも40名以上が在籍。毎回10名程度で訪問しています。

 もともと一人で活動していた青木さん。当時通っていた語学教室のメンバーに「老人福祉施設でダンスを披露するから、メイクボランティアで来てみない?」と誘われたことがきっかけでした。メイクをした利用者の女性に「ありがとう」と感謝され、それ以来、喜んでもらえることが嬉しくて月1回のペースで訪れていました。

 青木さんはプロのヘアメイクアーティストとしての経験もあり、生涯学習センターなでもシニアメイクの講座を開講。その講座の受講生と一緒に「メイクボランティアRin」として活動し、現在のシニアメイクセラピー協会を立ち上げました。

 「メイクはまるで魔法のようです。最初は無表情だった人が笑顔になったり、杖が無いと歩けなかった人が嬉しさのあまり立てたり。今までさまざまなミラクルがありました。メイクのパワーはすごいです。」と思い出を語ります。「メイクやアロマハンドトリートメントで元気になってもらえることが嬉しい。メイクは1つのツール。メイクを通して利用者さんと会話と楽しむことを心掛けています。」

 高齢化社会と言われる時代、社会福祉協議会の働きかけもあり、多くの施設から「うちにも来てほしい」と声が掛かっていると言います。初めてでも大丈夫。メイクボランティアで、多くの笑顔を咲かせてみませんか。