今日は住宅型有料老人ホーム 
ボンセジュール瑞穂運動公園東様にてシニアメイクセラピー活動でした。
こちらの施設でメイクボランティアを担当させて頂いたある高齢女性の話しに思わず涙が出てきました。

その女性は、数年前にご主人が倒れ救急搬送され、その時に病院でご自分も倒れてしまい医師から2人だけで今後無理だろうと言われ こちらの施設にお二人で入居されたそうですが、それから僅か半年程でご主人は旅立たれそうです。

ご主人には生前、「私の方が先に逝くからね 後はよろしくね。」と常々話していたそうです。
実際にはご主人の方が先に逝くことになり 数年経ってからご主人が先に逝ったことようやく良かったなと思えるようになったそうです。
「施設に居る男性を見ていると女性より寂しそうにしている姿を見かけるから 亡くなった主人が寂しい想いをしなくて良かったから
居なくなって初めて大切な人だったのだと思うのよ あなたもご主人と仲良くしなさいね」
そんな言葉をもらい思わずこみ上げてくるものがあり、涙が溢れてきました。

相手を思いやる素敵なご夫婦だったのだろうと
その女性の口調からも想像できる方でした。