私の知人が認知症になり、どう接していいのかわからなくなっていた時、テレビでメイクセラピストがボランティアで施設を回って高齢者や障害のある方にいろいろな話をしながらメイクをしてました。メイクをされる皆さんはうれしそうで、とても楽しそうに見えました。一人の老婦人は「いつもあなたが来るのを楽しみにしているのよ」と言っています。施設の職員は、メイクをしている時の老婦人は、明るい顔で話もはずみます、と言ってました。女性は、いつまでたっても、”きれいでいたい”かわいい、ステキヨ!と言ってもらえたらうれしいと思います。年齢には、関係ないのだと思いました。
私はとても介護に興味を持ち、介護の資格をとり、認知症の接し方を学び、これからの高齢者社会には、介護の中で薬だけでなく、心理学的な方法や高齢者に対する接し方、コミュニケーションのとり方にシニアメイクは合っていると思い、私なりの介護+メイクが出来ると思っています。