シニアメイクセラピーとは


 メイクは「美しく見せる」という外見的な効果だけでなく、メンタル的にも強い影響を与えます。認知症の老婦人にメイクをしてあげると、若かった頃を思い出し表情がイキイキと輝き始めたりすることがよくあります。

 メイクセラピーとは、このような心理的効果により女性が社会性や自信を取り戻し、積極的に生きることを研究する分野で、1920年代アメリカにおいて顔に傷を持つ人のための化粧品が開発されたことから始ったと言われています。

 当協会のメイクセラピーはシニア世代に特化しており、シニア向けにオリジナル開発したシニアメイクセラピープログラムを「シニアメイクセラピー」として実践しています。
 
 シニアメイクセラピーの特徴としては、高齢者のシワやシミを隠すといったメイク技術だけではなく、回想法(かいそうほう)という心理療法を取り入れていることです。

 この回想法(かいそうほう)という心理療法は、アメリカの精神科医ロバート・バトラーによって創始された高齢者に対する心理療法で、認知症の進行を遅らせたり、明るく活動的になる等の効果が認められています。具体的には、ボランティアがメイクの途中で声かけをしながら、高齢者の人生の歴史や思い出を受容的共感的な態度で聞くことによって進めていきます。

 また、当協会では、回想法(かいそうほう)の一部としてハンドアロマトリートメントも行っています。言葉をかけながらトリートメントを行なうことで高齢者の緊張をほぐす効果が期待できます。

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